漢方薬湯、金時生姜、サラシア茶などのファルマフード研究所 / サラシア

サラシア

「サラシア」って、何？

インドでは約4000年前から「アーユルヴェーダ」と呼ばれる、伝承医学が伝えられてきました。
現在でも庶民からの人気は高く、インドには大学に専門学科があるほどです。
その中で使用されるニシキギ科のつる性植物が「サラシア」で、古来より現地の人たちの間で美容、健康のために飲み継がれてきました。

インドやスリランカで自生する植物で、古代のスリランカの王侯の間ではすでに糖尿病が蔓延していたらしく、当時は高価だったサラシアが頻繁に飲まれていたようです。

サラシアは、中国では「五層龍」と呼び名を変えます。
しかし、中国漢方の生薬リストには、なかなかこの名前が登場しません。
理由はふたつ考えられ、古代の中国で成分の抽出技術が完成しなかったこと、そして当時、インドやスリランカから中国に輸入するにはあまりに高価だったことが考えられます。

現在ではインド、スリランカ、タイなどで比較的安い値段で取引され、成分の多く含まれる根からの抽出技術も発達。弊社でもサラシア＝五層龍をリーズナブルな値段で提供することができるようになりました。

「サラシア根」がすごい理由

現代社会において、肥満と糖尿が成人病の大きな問題となっています。
これは世界の多くの国で共通の問題です。
ところが古くからインドやスリランカでは、このサラシア、特に根の成分によって、肥満、糖尿が抑えられてきました。
それではなぜ、サラシアによって肥満や糖尿を抑制する効果が生まれるのでしょうか。

・炭水化物＆糖の吸収を抑える！
炭水化物は、オリゴ糖を経てブドウ糖に分解されて血液中に吸収されます。
そして過剰なブドウ糖は中性脂肪として、体内に貯まっていきます。
そこでサラシア根の成分を体内に入れると…。
サラシア根に含まれる「サラシノール」という成分が、オリゴ糖からブドウ糖への分解の邪魔をするのです！　
オリゴ糖のままでは血液中になかなか糖が溶け込んでいきません。
よって糖の吸収を抑えるという効果が見込まれます。
食べた炭水化物の約30％もの吸収を抑えるといわれています。

・分解されなかったオリゴ糖が善玉菌を増やす！
サラシア根により小腸での吸収を抑えられ分解されなかったオリゴ糖は、そのまま大腸に運ばれます。
そこで大腸にいる善玉菌の食料となり、善玉菌は増加、乳酸や酪酸の生成が町内で活発になります。
これが腸の運動を促進し、腸内環境を整えるのに役立つのです。
便秘や臭いのきついオナラの解消にもつながりやすいという、優れた効果もあるとみられています。

・中性脂肪の燃焼を促進させる！
サラシアの根には「マンギフェリン」という成分が多く含まれています。
このマンギフェリンには中性脂肪を活発に燃焼させる酵素「PPAR−α」に作用して、脂肪の分解を促進する効果が見つかっています。
さらにはマンギフェリンは、中性脂肪を作る酵素「DGAT-2」の脂肪合成を邪魔するという働きも見せます。
中性脂肪が減るということは、肝臓への蓄積が減少し「脂肪肝」の予防効果も期待されるのです。
メタボのお腹の中性脂肪に喝（かつ）を入れられるかもしれません。

・老化の原因物質を減らせる！
体内に余分な糖分が多いほど、毒性を持つ物質が多く生成されることが分かっています。
この物質「AGEs」はシミ、しわ、たるみ、くすみ、骨粗しょう症、動脈硬化など、健康面はもとより美容面でも好ましくない悪玉です。
ここで活躍するのがまたまたマンギフェリンです。
AGEｓを生成する「アルドース還元酵素」の作用を抑え、この悪玉が作られるのを減らします。
さまざまな病気を防ぐ可能性がある働きを、サラシアは血液中で行うのです。

日本に「サラシア」を紹介した山原條二博士！

山原條二博士は大阪大学大学院を経て、京都薬科大学助教授、大手製薬会社の研究者を勤めたのち、独立独歩の薬用植物の研究に入ります。
新薬の誕生にかかわらず難病が減らないことから、現代の合成医薬品に限界を感じ、天然物と食事療法による病気予防を目指しました。
そのような活動の中で発見したのが、「アーユルヴェーダ」で使われていたサラシア・オブロンガという薬草です。

この薬草からサラシノールという物質を発見し、肥満と糖尿に対する画期的なものになるのではと、実験・分析を重ねました。
さらにはサラシアの根に多く含まれるマンギフェリンが中性脂肪の燃焼に役立つことを発見。
それらを含めた研究を通して、多くの特許を取得しています。
そして、誰もが簡単に飲める天然由来の健康食品「五層龍茶」を自らの手で開発し、現在では日本でもサラシア商品が知る人ぞ知る存在となりました。

博士は現在でもサラシアの日本初の導入者、有効成分の第一発見者、日本初のサラシア製品開発者として、強力に弊社をバックアップしています。

「サラシア」で重要なのは「根」！

ひと言でサラシアと言っても、植物ですので、枝、葉、茎など各部分に分かれます。
ところがサラシアの成分の多くは根に含まれ、特に中性脂肪に働きかける「マンギフェリン」は、枝や葉などにはほとんど含まれていません。
そこでサラシア製品を選ぶ際には、「根」をしっかりと原材料とするものをチョイスする必要があります。

弊社の五層龍シリーズは単なるサラシアではなく、「サラシア根」を100％原材料として作られています。

どうせ飲むならば、効果の期待度が高いものを！　
「根」が肝となるサラシア製品を間違いなくお選びください。